自然言語を用いたAI医療機器の開発
FRONTEOの研究開発するAIモデルは、日本医療研究開発機構(AMED)の「ICTを活用した診療支援技術研究開発プロジェクト」に採択され、産学連携により2015年11月~2019年3月に行われました。以降も当社と慶應義塾大学医学部とで研究を続け、2020年7月に日本特許庁より特許権を取得しました(特許登録番号:特許第6733891号)。これらの独自の技術を用いて、患者と医療従事者の5〜10分程度の自然会話をAIが解析し、疾患や機能低下の有無などを判定するAIモデルの研究開発、また同モデルによる疾患・症状の早期発見方法の確立および客観的エビデンスの確保を進めています。
患者と医療従事者の会話をAIが解析し、疾患を客観的に評価
FRONTEOは、通常の診療場面での5~10分程度の日常会話から、精神神経疾患等をスクリーニングすることのできる画期的なAIモデルを開発しました。専門医に加えて一般医(家庭医)による使用や、遠隔診療などでの活用が可能です。
医師が疾患を診断する際に医師・患者の双方にかかる負担を軽減し、疾患の早期発見や新たなデジタルバイオマーカーとして活用されることを目指します。
- 患者と医療従事者の5~10分程度の自然会話を読み込み、疾患や機能低下の可能性の有無を判定する
- 専門医に加え、広く一般医(家庭医)による使用や遠隔診療等での活用を想定
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