AIと創薬研究者の融合”Drug Discovery Best Known Methods”が「仮説」の生成を可能にする
2023.08.31中外製薬におけるAI創薬と自然言語AIを活用した標的探索の可能性
2023.09.15FRONTEO セミナー
「Virtual Experiments」
~標的遺伝子をノックアウトした世界を生成する~
2023年9月26日(火) 12:00 ~ 13:00
開催概要
【セミナー内容】
●「「Virtual Experiments」~標的遺伝子をノックアウトした世界を生成する~」
創薬標的候補分子の機能を評価する手段として、遺伝子ノックアウトなどの実験的評価手法があります。しかしながら、疾患モデルでの評価や多くの遺伝子の実験的な評価は簡単には実施できないことが課題となります。本課題を解決する手法として、弊社独自の自然言語AIエンジンで作成した疾患ネットワークから仮想的に目的遺伝子を欠損させ、新たに疾患ネットワークを再構築させることにより、遺伝子ノックアウト後の疾患状態を予測する独自の解析手法「Virtual Experiments」を開発しました。本セミナーでは、抗がん剤抵抗性の課題を例にVirtual Experimentsを活用したソリューションをご紹介いたします。
●「仮説生成に特化したAI創薬研究支援ソリューション」
疾患との関連性が未報告な標的分子を創薬研究者が発見することが現在、極めて難しくなっています。FRONTEO Drug Discovery AI Factoryでは、大手製薬企業や国際的研究機関で培った豊富な創薬経験とAIに対する深い理解を併せ持つバイオロジストが自社開発の自然言語処理AIを活用し、独自の解析手法を用いることで新規性の高い標的遺伝子とその仮説生成を短期間に複数提案することが可能となりました。
AIとバイオロジストの融合による、創薬研究の大幅な効率化・加速化・成功確率向上への支援について紹介します。
【日時】 2023年9月26日(火)12:00~13:00
情報交換会 (リアル会場でご参加の方のみ):2023年9月26日(火)13:00~13:30(退出自由)
【形式】 オンライン(Zoom Webinars)&リアル会場同時開催
※リアル会場ではお弁当・お飲み物をご用意しております。是非ランチョンセミナーとしてご参加ください。
【会場】 日本橋ライフサイエンスビルディング LSB-313会議室
(住所 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-3-11)
※定員20人(先着順です。定員超過した場合はキャンセル待ちとなります)
【参加条件】
フリーアドレスをご利用の方・当社の同業者の方、ご所属先が不明な方のお申し込み等はご遠慮いただいております。当日Zoomにアクセスする際にはお申し込み時に記載した氏名・メールアドレスをZoom参加入力欄へ記載をお願いいたします。
株式会社FRONTEO
執行役員 CTO ニューロ言語科学研究所 所長 兼 行動科学研究所 所長、博士(理学)
豊柴 博義
早稲田大学大学院 理工学研究科数学専攻。理学博士(数学、2000年に博士号取得)課程中の1999年より九州大学医学部附属病院の医療情報部にて医療データの統計解析を担当する。2000年よりアメリカ国立環境健康科学研究所(NIEHS)において、データ解析による発がんプロセスの研究などに参加。2004年からは独立行政法人国立環境研究所にて、毒性データの統計解析・疫学研究のデザインとデータ解析の研究に従事。2006年に武田薬品工業に入社し、バイオインフォマティクス分野の研究員、グローバルデータサイエンス研究所・日本サイトバイオインフォマティクスヘッド、サイエンスフェローを歴任。また、臨床試験データにおける遺伝子発現データ解析やターゲット探索、さらに免疫と癌におけるバイオマーカー探索にも携わる。
2017年よりFRONTEOでライフサイエンスAIの開発に従事。ライフサイエンスの領域に特化したAIアルゴリズムを開発。テキストのベクトル化という特徴を生かし、現在までに論文探索、創薬支援、認知症診断支援、転倒予測などのさまざまなAI製品をこの人工知能をベースに開発している。
2019年よりライフサイエンスAI CTO。2021年には執行役員に就任。数学的アプローチによる、AIの社会実装を更に推進する。
株式会社FRONTEO
ニューロ言語科学研究所 研究チーム 担当部長 博士(理学)
三上 寿幸
早稲田大学、東京工業大学大学院卒業後、住友化学株式会社に入社。創薬基盤技術開発、創薬探索。また、ゲノム科学研究所にて最先端ゲノム関連技術を用いた創薬研究に従事。現在、オンコロジー領域のAI創薬およびAI解析業務をリード。